先日あるビルに企業様のご移転が決定し、入居前に空調の工事を行いましたのでその事例をご紹介させて頂きます。














ご要望としては入居に伴い、
フルパーテーションを張るので現状1:1のエアコンを1:2
(ツイン同時マルチエアコン)にしたいとの事でした。














しかし配管しようにも現場の天井懐は梁だらけ。
現状の天カセも梁に囲まれているため、一部露出配管が見られます。

そして検討しているテナント様も意匠は重視しているとのことでデザイナー同席で打合せとなりました。

現時点では、パーテーションを張る箇所も狭い部屋となるので、
パッケージエアコンでは
過剰能力となり、ルームエアコンを増設する計画になりました。

ルームエアコン設置にするにも配管する貫通部分がないので、窓貫通パネルを提案しました。
しかし、意匠重視のテナント様は「窓に木製ブラインドを付けたいので、干渉する配管は通さないでほしい」とのこと・・・

オーナー様にご相談して、既存の一般換気扇を取り外して、空いた穴を使ってルームエアコンと換気扇を設置する手段をご提案させて頂きました。ご納得頂けるように図面を提出し、詳細のご説明を行いご了承頂きました。


そして・・・無事に工事が完了しました

















大工と設備工事の合番で同時に監理をしました。









因みに最後の写真は外部の既存換気口をアルミパネルで閉じて換気排出とエアコン配管に替えた部分です。


狭い外構に5mの高梯子を立てて作業をしますが、足場はかなり不安定です。
職人はそこで工事作業をするわけですからスゴイですよね!


工事に関して何か御座いましたら、首都圏ビルマネジメントまでご相談下さい

 

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