不動産オーナーの知恵袋(その1)
「不動産マーケットについて」
近年の背景および現状を共有します。
株式会社首都圏ビルマネジメント
代表 阿部龍治’(あべりゅうじ)です。
今回は不動産マーケットの状況について共有したいと思います。
2020年に開催される東京オリンピックに向けて、
昨年後半から不動産マーケットは不動産物件の品薄感があります。
2019年は
消費税の増税、建築資材の高騰などの懸念があります。
また、
ここ数年、地方銀行が融資を多く出すことにより
不動産会社による複数回の転売などが起こり、値上がりが進んでいます。
さらに、
腕のいい大工さんなど建築関係者が構造的に不足する現状から建築費が高くなっています。
このような背景から、
不動産価格が高騰し、表面利回りが下がり、良い不動産がマーケットに出てこない傾向になっています。
一方、
サラリーマンや士業などの一般投資家への地方銀行からの融資が厳しくなり、
現金や金融資産など自己資金が豊富にないと物件が買いにくい状況となっております。
このような状況下で
不動産経営における最重要事項は何でしょう?
私見としては、
「主体的な不動産経営に対する姿勢」および
「信頼できる不動産経営のパートナー」であると考えます。
従来の不動産経営は
不動産を持っていれば、なんとなく収益があがるものでした。
最近の不動産オーナー、特に2代目、3代目の中には、
不動産経営を真剣に学んでいる方が増えてきております。
逆に、
不動産仲介営業や管理会社スタッフが
不動産オーナーより知識が低く、対等に話せず、
年々高まるクライアントニーズに満足していただける回答や
ご提案ができていないという事例も増えてきているように思います。
不動産会社の経営者・営業・管理とも、
継続学習が必要となっていると思います。
次世代の不動産オーナー様の信頼できるビジネスパートナーとなれるよう
株式会社首都圏ビルマネジメントでは、あらためて社内教育を推進しています。
お世話になっている不動産オーナー様の
HAPPY相続&事業承継を実現するため
2月に情報誌を創刊予定ですので、お楽しみにしていただけましたら幸いです。
ダクグループ
株式会社首都圏ビルマネジメント
代表取締役 阿部 龍治